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売上高は3・1%増の19億7千万円 テジマ4月期


週刊経済2024年8月7日発行号

経常利益は54・8%増の4800万円

貨物自動車運送業のテジマ㈱(福岡市東区多の津1丁目、手嶋宏彰社長)の2024年4月期決算は、売上高が前期比3・1%増の19億7000万円、経常利益が54・8%増の4800万円で増収増益だった。
運送費の料金改定による値上げや、食品輸送部門で新たな配送業務がスタートしたことで増収。また、配送ルートの集約化などの業務効率化がコスト削減となり増益となった。営業利益は55・8%増の5300万円。一時的な特別損益があり、当期純利益は3・6%減の2200万円だった。
今期は売上高が0・7%減の19億5700万円、営業利益が48%減の2800万円、経常利益が68%減の1500万円、当期純利益は77%減の500万円を見込んでいる。
同社は1950年12月設立。資本金1000万円。従業員数は250人。トラック約150台所有。冷蔵、冷凍、常温倉庫を本社に備え、乳製品や粉ミルク、野菜などの食品保管配送を手掛ける。