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売上高は29・1%減の216億300万円 梅の花4月期
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週刊経済2021年6月22日発行
休業や時短営業が影響
湯葉・豆腐料理の和食レストランを展開する㈱梅の花(久留米市天神町、本多裕二社長)の2021年4月期連結決算は、売上高が前期比29・1%減の216億300万円、経常損失は前期の13億6100万円から23億9600万円に拡大した。
好調なテイクアウトやGoToキャンペーンへの参画などで一時的に回復基調となったが、新型コロナ感染再拡大で休業や時短営業を余儀なくされ、外食事業の繁忙期となる下期で、忘年会や歓送迎会などの宴会需要が大きく減少し、業績に響いた。当期純損失は19億2100万円で、不採算店舗の減損損失などを計上していた前期の43億9100万円より赤字は縮小した。今後、新業態の開発や若年層の取り込み、企業とのコラボなど売り上げ拡大に向けた施策を進めていく。また、配送や製造の効率化を図るとともに、各セントラルキッチンに外販担当者を配置しており、外販事業でも営業活動を強化していく。今期業績予想は算定が困難と判断し、現時点で未定としている。
同社は1990年1月設立。資本金50億8200万円。店舗数は296店舗。