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売上高は258億8千万円 ゼンリン中間決算
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週刊経済2021年11月9日発行
通期予想は経常利益を上方修正
住宅地図メーカーの㈱ゼンリン(北九州市戸畑区中原新町、髙山善司社長)の22年3月期中間期連結決算は、売上高が258億8千万円、経常損失は3億2200万円となった。(22年3月期の期首より「収益認識に関する会計基準」などを適用するため、対前年同四半期増減率は記載なし)。
カーナビゲーション用データ販売や開発受託などが前年同期を上回り、広告需要が回復傾向にあることなどを背景にマーケティングソリューション関連の売り上げが増加。加えて、企業向け住宅地図データを活用した受託案件やストック型サービスのGISパッケージが堅調に推移した。損益面では増収により当第2四半期連結累計期間において黒字転換したことによる業績連動賞与の計上や、販売促進活動のための広告宣伝費増加などで営業損失となった。
通期は売上高が582億円、経常利益は前回発表予想の19億円から上方修正し、25億円を見込んでいる。