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売上高は25%増の175億8400万円 トラストホールディングス


不動産事業がけん引

トラストホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅南5丁目、喜久田匡宏社長)の2017年6月期連結決算は、売上高が前期比25・3%増の175億8400万円、経常利益が3億5300万円(前年同期は1100万円の経常損失)で増収黒字となった。

新築マンション121戸の引渡しや、不動産特定共同事業法に基づく駐車場小口化商品「トラストパートナーズ」の販売で、各種販売施策・広告宣伝などの強化で「トラストパートナーズ第5号(札幌市、北九州市、福岡市、鹿児島市の4物件を1パッケージ化)」全5370口(1口100万円)が販売完了するなど、不動産事業がけん引し増収。利益面では、増収基調に加え販管費が抑えられたことから増益となった。営業利益は2・1倍の6億2300万円、親会社株主に帰属する当期純利益は4300万円(前年同期は1億1300万円の当期純損失)となった。

今期は売上高が前期比20・4%減の140億円、営業利益が同15・0%減の5億3000万円、経常利益が同13・2%増の4億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3・5倍の1億5000万円で増収増益を見込んでいる。

2017年8月22日発行