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売上高は24・2%増の156億915万円 大英産業中間期


週刊経済2023年5月30日発行号

マンション、戸建て堅調

地場マンションデベロッパー大手の大英産業㈱(北九州市八幡西区下上津役4丁目、一ノ瀬謙二社長)の2023年9月期(22年10月~23年3月期)連結中間決算は、売上高が前期比24・2%増の156億915万円、経常利益が2億818万円(前期が3億8245万円の損失)となった。
新規3棟の完成や完成在庫の販売に力を入れた主力のマンション事業のほか、福岡市での土地販売、TSMCの進出に伴い熊本県内で展開を強化する戸建て事業などが順調に推移し増収。また利益面では増収基調に加え、マンションの販売開始時期変更による広告費、販促費の下振れも影響し、営業利益は3億3365万円(前期は3億円の損失)と大きく伸びた。通期は期首予想に変更はなく、売上高が6・1%増の360億8400万円、営業利益が12・8%増の12億9700万円、経常利益が7・7%増の10億4000万円の増収増益を見込んでいる。