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売上高は23%増の38億9900万円 HYUGA PRIMARY CARE中間期


週刊経済2023年12月19日発行号

通期増収増益

在宅訪問調剤薬局「きらり薬局」などを運営するHYUGA PRIMARY CARE㈱(ヒュウガプライマリケア・春日市春日原北町2丁目、黒木哲史社長)の2024年3月期中間決算は、売上高が前年同期比23%増の38億9900万円、経常利益が同24・2%減の1億9900万円で増収減益だった。
主力の「在宅訪問薬局事業」は上期に糸島、東京都に開局し、在宅患者数は新たな高齢者施設の連携により9178人(前年同期比11・8%増)と伸張。また、中小規模の薬局と提携し在宅薬局のノウハウを提供する「きらりプライム事業」は、加盟法人数660社(同514社)、加盟店数1855店舗(同1439店舗)となりセグメント利益は前年同期比43・1%増の2億500万円で収益をけん引したが、オンライン服薬指導資格システム導入費用や当期中に開設した住宅型有料老人ホームの開設準備などのコストが先行した。
今年1月に開設した施設は11月現在で入居率86・2%と順調に進み、施設単体では開設半年で月次損益が黒字転換。今期売上高は前期比19・6%増の79億5900万円、経常利益が29・2%増の7億2千万円で増収増益を見込む。