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売上高は23・8%増の805億9100万円 黒崎播磨中間期


週刊経済2022年11月29日発行

インド市場の事業拡大などで奏功

耐火物製造大手の黒崎播磨㈱(北九州市八幡西区、江川和宏社長)の2023年3月期連結決算は、売上高が前年同期比23・8%増の805億9100万円、経常利益が同24・7%増の56億8500万円で増収増益だった。
コスト上昇分を販売価格に転嫁したことが奏功したほか、インド市場での事業拡大ならびに非鉄分野向けの拡販が好調だった耐火物事業、また工業炉(ファーネス)の設計・工事・整備を手掛けるファーネス事業などが好調で増収。この増収基調に伴い、利益面では増益につながった。
2023年3月期では、売上高が21・8%増の1630億円、経常利益が32・5%増の115億円、当期純利益が33・0%増の73億円と増収増益を見込んでいる。