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売上高は23・7%増の24億8500万円 アーバンライク中間期


週刊経済2024年6月26日発行号

特別利益計上で最終損益は黒字化

住宅、不動産業などの㈱アーバンライク(福岡市中央区大名2丁目、吉野悟社長)の2024年10月期中間決算は、売上高が前年同期比23・7%増の24億8500万円で増収、経常損失は3700万円(前年同期は3000万円の赤字)、営業損失は2700万円(前年同期は4100万円の赤字)だった。
昨年12月、久留米市荒木町に注文住宅販売店をオープンし、久留米市周辺で新規顧客開拓を進めたほか、今年1月には「アーバンスクエア」の事業名で建売事業部を立ち上げ、建売住宅の販売を強化するなどで増収。損益面では、販管費の増大や原材料費の高騰などが減益につながった。販売用不動産の譲渡契約に伴う特別利益1億4500万円を計上し、上半期純利益は6600万円(前年同期は上半期純損失2100万円)で黒字転換した。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比72・1%増の80億400万円、経常利益は約55倍の8億2800万円、営業利益は8億4200万円で黒字化、当期純利益は約135倍の5億3800万円で、ともに大幅増を見込んでいる。