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売上高は21・7%増の1126億4200万円 西部ガスホールディングス中間期
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週刊経済2022年11月15日発行
ガス料金単価の上方調整の影響で
西部ガスホールディングス㈱(福岡市博多区千代1丁目、道永幸典社長)の2022年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比21・7%増の1126億4200万円、経常利益が13億円(昨年は経常損失2億9300万円)の増収増益だった。
中核のガス事業(32・4%増)では、原料費調整によるガス料金単価の上方調整の影響に加え、業務用ガス販売量が増加したことなどから大幅増となった。電力・その他エネルギー事業(12・9%増)においても電力事業における販売単価の上昇および販売量が増えた。不動産事業(0・3%増)は分譲マンションの販売戸数が減少したものの、宅地販売の増加や海外不動産事業が順調に推移したためほぼ横ばいだった。一方、費用面では主にガス事業、LPG事業において売上原価が増加したが、大幅増収により増益となった。このほか、ハウステンボス株式の売却益を特別利益に計上したことなどから、親会社に帰属する四半期純利益は70億800万円増えて71億9200万円となった。
通期では売上高が2500億円(16・1%増)、経常利益が65億円の増収増益を見込んでいる。