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売上高は21・5%増の1252億8千万円 小野建中間期


週刊経済2022年11月22日発行

経常は23・2%減の53億円

鋼材輸入・販売の小野建㈱(北九州市小倉北区西港町、小野建社長)の2023年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比21・5%増の1252億8千万円、経常利益が同23・2%減の53億7300万円で増収減益だった。
全国的に販売単価が上昇した鉄鋼商品販売事業が好調だったこと、関西・中京エリアでは大型工事を中心に工事請負事業が伸び増収。利益面においては、鉄鋼商品の販売数量が減少したことや、仕入れ単価の上昇のため在庫商品の販売が中心となったことに伴う利益率の低下、さらに人件費増などが影響し減益となっている。
通期では前期比18・0%増の2629億円、営業利益が21%減の92億8200万円、経常利益が20・6%減の95億500万円を見込んでいる。