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売上高は20%増の56億1100万円 昭和鉄工中間期


週刊経済2022年11月22日発行

利益面は原材料高騰が影響し赤字

熱源・空調機器などを製造する昭和鉄工㈱(糟屋郡宇美町、日野宏昭社長)の2023年3月中間期連結決算は、売上高が前年同期比20%増の56億1100万円、経常損益が2億2100万円の赤字(前期は3億5200万円の赤字)となった。
設備工事などが好調だったサービスエンジニアリング事業が27・8%増と伸長するなど、機器装置事業と素形材加工事業含めた部門の売上高が伸び、増収。利益面では、機器装置事業で原材料価格の高騰などが影響し、営業利益ともに赤字だった。当期純損失は1億5400万円(前期は2億4200万円の赤字)。
23年3月期は、好調な受注環境に加え、売価改定による利益率改善を予想し、売上高が前期比14・6%増の123億円、経常利益が3億4千万円の増収黒字化を見込んでいる。