NEWS

売上高は2%減の114億5千万円 ウチヤマホールディングス中間期


週刊経済2021年11月23日発行

介護事業は好調

介護事業の㈱さわやか倶楽部、カラオケ店や飲食事業を展開する㈱ボナーの持ち株会社で東証一部、㈱ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、山本武博社長)の2022年3月期第2四半期は、売上高が前年同期比2%減の114億5620万円、経常損失が4740万円(前年同期は3億6352万円の赤字)で減収だが、赤字が縮小された。
介護事業は期中に新規施設3カ所を開設し、四半期連結累計期間の売上高、セグメント利益が過去最高だったものの、新型コロナウイルス感染症拡大の影響でカラオケ、飲食事業の5店舗退店、休業、または営業時間短縮要請が収入減、赤字につながった。
事業別では、介護事業の売上高が前年同期比2・6%増の102億803万円、正規社員の採用を増加し、派遣社員の割合を減らすなどコスト削減に努め、セグメント利益が8・3%増の8億130万円。カラオケ事業は3店退店の85店舗になったことが影響し、売上高が28・3%減の10億4787万円、セグメント損失が4億8106万円(前期は6億2198万円の赤字)。飲食事業は2店退店の11店舗となり、売上高が48・7%減の7957万円、セグメント損失が8491万円(前期は1億2740万円の赤字)。不動産事業は、売上高が10・6%減の7045万円、セグメント利益が73・9%増の2058万円。ホテル運営などのその他の事業は売上高が4・4%増の5027万円、セグメント損失5546万円(同5681万円の赤字)だった。
通期予想は、コロナ禍で見通しがたたず、未定としている。