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売上高は2%減の103億9600万円 西部電機中間決算
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中国向け輸出は回復
搬送機械製造の西部電機㈱(古賀市駅東3丁目、宮地敬四郎社長)の2021年3月期中間期連結決算は、売上高が前期比2%減の103億9600万円、経常利益が同21・8%減の6億3700万円で減収減益となった。
セグメント別では、搬送機械事業は大口物件が減少したが、自動化物流センターの成約などもあり、受注高は前年同期比5・8%増の47億1100万円、売上高は同10・5%減の44億8400万円になった。産業機械事業は民間需要の堀り起こしやゲート分野、上下水道向け、サービス・メンテナンスが順調に推移し、受注高は同2・8%増の30億5100万円、売上高は同0・6%減18億4500万円。精密機械事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で国内設備投資が低調とするも、放電加工機の中国向け輸出は早期に回復したとし、売上高は同11・9%増の38億8400万円と伸びた。
今期(21年3月期)の業績予想は、売上高が前期比2%減の232億円6千万円、経常利益は同8・5%減の20億2千万円、当期純利益は同2・3%減の13億5千万円円を見込んでいる。
2020年11月24日発行