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売上高は2・8%増の197億478万円 にしけい


週刊経済2023年6月27日発行号

常駐警備の増加で

地場最大手警備業、㈱にしけい(福岡市博多区店屋町、大坪潔晴社長)の2023年3月期決算は、売上高が前期比2・8%増の197億478万円、経常利益は7・3%減の4億142万円で増収減益となった。
一般部門の常駐警備をはじめ全部門で増収となったが、賃金引上げ・減価償却費の増加で減益。部門別の売上高は、一般部門は3・4%増の115億9648万円、現金輸送部門は、ATM運用管理業務の増加、臨時集配金業務受注などで2・3%増の30億4211万円、空港保安部門は福岡空港国際線の回復で1・5%増の50億6618万円だった。
今期は機械警備の受注増加、コスト低減による利益率向上を図り、売上高は0・5%増の198億円、経常利益は22・8%増の4億9300万円と増収増益を目指している。