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売上高は2・5%減の37億5600万円 FCHD中間期
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週刊経済2024年2月27日発行号
一部業務の発注時期の遅れが影響
交通・都市など調査・計画・設計コンサルタントを手掛ける㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、栄徳洋平社長)の持ち株会社、㈱FCホールディングス(同、福島宏治社長)の2024年6月期連結中間決算は、売上高が前年同期比2・5%減の37億5600万円、経常利益が36・2%減の2億2800万円で減収減益だった。
期中受注高は前年同期比2・6%減の32億5300万円。一部業務の発注時期の遅れが影響した。一方、前事業年度からの繰越を含む年間総業務量は3・4%増の87億2500万円を確保しており、下半期以降への繰越業務量は8・4%増の49億6800万円と増加している。利益面では減収に加え売上原価の増加もあり減益となった。営業利益は35・1%減の2億2700万円、上半期純利益は32・0%減の1億8500万円。同社では「一部業務の発注遅延については解消が進んでおり、売上高および利益の対前年比減少率については改善傾向にある」と話している。