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売上高は2・1%減の38億5200万円 FCHD中間期


週刊経済2023年3月7日発行

経常は36・3%増の3億5800万円

東証スタンダード上場で、交通・都市の調査・計画・設計などの建設コンサルタント、㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)の持ち株会社㈱FCホールディングス(同)の2023年6月期連結中間決算は、売上高が前年同期比2・1%減の38億5200万円、経常利益が同36・3%増の3億5800万円で減収増益だった。
受注高は前年同期比7・7%減の84億3700万円。特に海外で一部のプロジェクトにおける現地政府の執行遅滞などの影響を受けた。利益面では売上原価の低減などにより、2けたの増益。営業利益は同36・7%増の3億4900万円、四半期純利益は同83・3%増の2億7300万円だった。通期予想に変更はなく、売上高が前期比1・8%増の87億円、営業利益が同3・8%増の12億円、経常利益が同3・3%増の12億円、当期純利益が同2・6%増の8億円を見込んでいる。
同社は2017年1月設立(中核会社・福山コンサルタントは1949年創業)。資本金4億円。従業員398人(22年6月末)。