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売上高は2・1%減の226億4900万円 サニックス中間期


週刊経済2023年1月11日発行(合併号)

利益は前期の反動で大幅増

㈱サニックス(福岡市博多区博多駅東2丁目、宗政寛社長)の9月中間連結決算は、売上高が前年同期比2・1%減の226億4900万円、経常利益は24・6%増の6億1100万円で減収増益だった。
売上高は、対面営業で新型コロナ第7波の影響を受けたことや新電力事業で電力需給契約の新規申し込みを停止したことなどで減少、利益は、前年同期の苫小牧発電所法定点検による減収、修繕費計上の反動で、営業利益は26・6%増の7億4600万円、当期純利益は約3・3倍の4億4200万円と大幅に増加した。
事業別の売上高は、HS(ホーム・サニテーション)事業部門が5・6%減の61億2600万円、ES(エスタブリッシュメント・サニテーション)事業部門が5・9%減の11億9千万円、今期から事業部門を再編したSE(ソーラー・エンジニアリング)事業部門と法人向け太陽光販売のPV事業部門は前期比は出しておらず、それぞれ7億9100万円、34億800万円、新電力事業部門は6・9%減の29億1400万円、環境資源開発事業部門は発電所売り上げが11・7%伸びて、0・3%増の82億1800万円だった。
通期では、売上高、利益ともに予想を下方修正、連結売上高は予想比9・3%減の465億6800万円(前期比8・6%減)、営業利益は同27・7%減の15億2800万円(前期は26億1800万円の損失)、経常利益は同30・9%減の12億7100万円(前期は29億円の損失)、当期純利益は特別損失もあり同26・1%減の10億6500万円(前期は34億4900万円の損失)を見込んでいる。