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売上高は2・1%減の190億円 はせがわ


販売基数・単価の減少響く

仏壇販売の最大手・㈱はせがわ(福岡市博多区上川端町、江崎徹社長)の2019年3月期決算は、売上高が前年同期比2・1%減の190億100万円、経常利益が74・6%減の2億3600万円で減収減益だった。
主力の仏壇・仏具事業では、西日本地区で販売基数が増加したものの販売単価が減少し、東日本地区でも販売基数・販売単価ともに前年割れして減収(127億3300万円、1・8%減)だった。墓石事業では西日本地区で販売単価が改善し増収となったが、東日本地区では販売基数・販売単価が減少したため減収(46億5600万円、4・1%減)だった。
収益面では、商品開発や品揃え、店舗展開など将来に向けた必要な予算執行を積極的に進めた一方で全体として効率的な費消に努めたが、売上総利益の減少の影響が大きく、経常利益は74・6%減となった。
今期は売上高が195億円(2・6%増)、経常利益が2億円(15・6%減)の増収減益を見込んでいる。

2019年6月18日発行