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売上高は19・7%減の48億8600万円 下関市のエストラスト中間期


週刊経済2023年10月17日発行号

経常損失1億2700万円

山口、福岡を中心に分譲マンションの企画・販売を手掛ける㈱エストラスト(山口県下関市、藤田尚久社長)の2024年2月期連結中間決算は、売上高が前年同期比19・7%減の48億8600万円、経常損失が1億2700万円(前年同期は経常利益3億4700万円)だった。
主力の不動産分譲事業で、分譲マンションが50戸(前年同期比86戸減)の引渡と完成物件が少なかったことが大きく影響し減収。山口県内で展開する分譲戸建ては41戸(同26戸増)だった。利益面では、広告宣伝費や給与手当などの販管費が増加し赤字となった。営業損失は4600万円(前年同期は営業利益4億1千万円)、上半期純損失は1億300万円(前年同期は上半期純利益2億3500万円)。通期予想に修正はなく、売上高が前期比21・6%増の190億円、営業利益が0・1%増の13億6千万円、経常利益が0・5%増の12億3千万円、当期純利益が1・0%減の8億3千万円を見込んでいる。
同社は1999年1月設立。資本金7億3603万円。2005年3月に福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)を開設。