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売上高は19・2%増の195億8000万円 アプライド中間期
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週刊経済2023年12月5日発行号
経常は52・7%増の7億7800万円
パソコン、周辺機器などの製造販売を手掛けるアプライド㈱(福岡市博多区東比恵3丁目、岡義治社長)の24年3月期中間期連結決算は、売上高が前年同期比19・2%増の195億8000万円、経常利益が同52・7%増の7億7800万円の増収増益だった。
IT導入サポートを中心にAIの研究開発利用促進、高耐久仕様のパソコン開発などを進めたほか、大学・官公庁向け販売分野で期中に仙台市、高槻市に事業所を開設するなど商圏を拡大。また、化粧品・雑貨事業ではオリジナル商品の開発とグループのリソースを活用したイベント開催を軸に増客に務め増収だった。利益面は、昨年度上半期の減益の反動と、IT部門の生産やサポートの売り上げ伸長に伴い増益となった。営業利益は同51・9%増の7億6900万円、純利益は63・2%増の5億2500万円。
セグメント別では、パソコン・ゲーム事業が業種別や用途別に特化した法人向け製品を追加展開することで新たな法人顧客を増やし、売上高は同8・8%増の145億6100万円。化粧品・雑貨事業は、地域密着型販促によりプレミアム会員を増やしたことや卸売販売が堅調に推移したことから売上高は同64・6%増の48億7100万円。出版・広告事業は、デジタルサイネージ広告やSNS運用代行サービス、PR動画制作サービス、官公庁・自治体向けプロモーション企画など幅広い事業に取り組み、売上高は同1・7%増の1億5000万円だった。
通期は期首予想通り、売上高は同3・6%増の400億円、経常利益は同2・7%増の18億円、営業利益は同3・6%増の18億円を見込む。