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売上高は18・6%増の415億2300万円 博多大丸2月期


週刊経済2022年5月31日発行

販管費増で2期連続の赤字

㈱博多大丸(福岡市中央区天神1丁目、香川曉子社長)の2022年2月期決算は、売上高が前期比18・6%増の415億2300万円、経常損益は前期より5400万円改善して12億1千万円の損失で2期連続の赤字だった。
コロナ禍で影響を受けた前期よりも営業日数が増えたことで来店客数が16・2%増となった。また特選ブティック、靴などが好調で身回品が前期比35・2%増、雑貨も高級時計、絵画などが伸びて同26・9%増となり、増収につながった。一方、休業に伴う固定経費を特別損失に振り替えた前期の反動で、販管費が約13%の増加となり、営業損益も8100万円改善したが9億4500万円の損失。また当期純損失は構造改革関連費用を特別損失に計上したことなどで赤字幅が約2・3倍に拡大し30億4500万円となった。