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売上高は17・7%増の1337億7800万円 黒崎播磨
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週刊経済2022年6月14日発行
経常益は36・4%増の86億円
耐火物製造大手の黒崎播磨㈱(北九州市八幡西区、江川和宏社長)の2022年3月期決算は、売上高が前年同期比17・7%増の1337億7800万円、経常利益が同36・4%増の86億7900万円で増収増益だった。
国内外における粗鋼生産量の増加に伴う耐火物の需要が増加した耐火物事業、産業用のファインセラミックスの製造・販売や景観材の販売を手掛けるセラミックス事業、製鉄所向け石灰の製造・販売のその他事業が好調に推移したことで増収。また、利益面に関しては、耐火物・セラミックス・その他事業売上高の増加に伴い、増益につながった。
今期は国内外における粗鋼生産量の増加に伴う耐火物の需要増や鉄鋼製造設備作業の増加、さらに半導体製造装置・電子部品向けのセラミックス材料の増加で、増収増益を見込んでいる。