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売上高は16・6%増の9649億8900万円 コスモス薬品


週刊経済2024年7月31日発行号

今期は1兆円突破見込む

ドラッグストアチェーンの㈱コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、横山英昭社長)の2024年5月期連結決算は、売上高が前期比16・6%増の9649億8900万円、経常利益が同3・7%増の342億9900万円で増収増益となった。
前期は九州地区の29店舗をはじめ、中国・四国に18店舗、関西地区に15店舗、中部地区に27店舗、関東地区に50店舗の計139店舗を出店。自社競合をいとわず新商圏への積極展開で店舗数は1490店舗にまで伸ばし、売上高は33期連続の増収となった。利益面も増収基調に伴い、営業利益は4・6%増の315億100万円、純利益は2・8%増の244億5400万円でともに増益となった。
今期も九州・中国・四国地区を基盤に新商勢圏の関東・中部・関西地区への出店を積極的に進め、通期は売上高が1兆370億円(7・5%増)、営業利益が316億円(0・3%増)、経常利益が344億円(0・3%増)、純利益が245億円(0・2%増)の増収増益を見込む。