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売上高は16・5%減の134億円で減収減益 福岡放送3月期


週刊経済2021年6月8日発行

広告費減、催事中止が影響

㈱福岡放送(福岡市中央区清川2丁目、菅原洋二社長)の2021年3月期決算は、売上高が前期比16・5%減の134億9500万円、経常利益は同27・7%減の7億4800万円で減収減益だった。
新型コロナウイルス感染拡大による国内総広告費の減少に伴い、テレビ広告費も大きく減少し、放送事業収入に影響した。また、放送外事業収入は予定していた催事がほとんど開催できず、大きく減少した。利益面では経費の節減などに努めたものの、収入減により経常利益は減少。当期純利益は前期比4・2%増の4億1900万円だった。