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売上高は15・7%増の132億5373万円 ウチヤマHD中間期
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週刊経済2022年11月29日発行
介護事業の売上高は過去最高
介護事業の㈱さわやか倶楽部、カラオケ店や飲食事業を展開する㈱ボナーの持ち株会社の㈱ウチヤマホールディングス(北九州市小倉北区熊本2丁目、山本武博社長)の2023年3月中間期連結決算は、売上高が前年同期比15・7%増の132億5373万円、経常損失が1億6701万円(前年同期は4740万円の赤字)で赤字幅が拡大した。
介護付き有料老人ホームを3カ所開設し、期中の売上高が3・7%増の105億9045万円と過去最高となった介護事業に加え、集客が回復傾向にあるカラオケ事業も84・5%増の19億3336万円、飲食事業も2・5倍の2億99万円と伸長。そのほか、販売用不動産を売却した不動産事業が6・3倍の4億4882万円、ホテル運営などのその他の事業も59・3%増の8010万円と、全セグメントで前年同期を上回り、3期ぶりの増収となった。
一方の利益面は、カラオケ、飲食事業において前年は臨時休業中に発生した固定費5億4200万円を営業費用ではなく特別損失に計上していたが、今年はすべて営業費用となっていることに加え、介護事業では外国人実習生86人を受け入れたことに伴う費用計上などが赤字幅拡大につながった。
通期は、売上高が11・8%増の279億300万円、経常利益が2億8500万円の増収、黒字化を予想している。