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売上高は15・6%増の7億7600万円 メディア総研7月期


週刊経済2022年9月27日発行

高専生向け就活支援が好調

採用支援事業などのメディア総研㈱(福岡市中央区大名2丁目、田中浩二社長)の2022年7月期決算は、売上高が前期比15・6%増の7億7600万円、経常利益は1・3%減の1億8400万円で増収減益だった。
21年10月に提供開始した高専生向け就職・進学情報サイト「高専プラス」により、高専生向けの合同説明会で参加企業情報と高専生情報をDX化し効率化を図ったことなどから好調に推移し増収となった。利益面では、大学生向けの就活イベントが、新型コロナウイルスによるオンライン形式への移行で他社との差別化に苦戦し減益となった。営業利益は2・2%増の1億8200万円。当期純利益は4・4%減の1億3100万円。
今期は売上高が28・2%増の9億9463万円、営業利益は11・6%増の2億333万円、経常利益は11・1%増の2億513万円で増収増益を見込んでいる。
同社は1993年3月設立。資本金は2億3600万円。21年9月に東京証券取引所マザーズと福岡証券取引所Q‐Boardに上場。