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売上高は15・1%増の66億5700万円 HYUGA PRIMARY CARE


週刊経済2023年5月30日発行号

今期経常29%増へ

在宅訪問調剤薬局「きらり薬局」などを運営するHYUGA PRIMARY CARE㈱(ヒュウガプライマリケア・春日市春日原北町2丁目、黒木哲史社長)の2023年3月期決算は、売上高が前期比15・1%増の66億5700万円、経常利益が同10・2%増の5億5700万円で増収増益だった。
創業以来15期連続増収と過去最高益を更新。主力の「在宅訪問薬局事業」は4店舗の開局で40店舗体制になり在宅患者数は8568人(前期比9・9%増)と好調に推移したことに加え、中小規模の薬局と提携し在宅薬局の運営ノウハウを提供する「きらりプライム事業」の加盟店法人数が579社(前期末は424社)、加盟店数が1836店舗(同1103店舗)に大幅に拡大し、同事業利益は前期比50・5%増の3億9000万円で収益をけん引した。
今期は住宅型有料老人ホーム2棟目の開設により準備に関わる損失が見込まれるが1棟目の黒字化や新規出店7店舗を計画。また最も収益性の高い「きらりプライム事業」においての加盟店増加を予想し、売上高は前期比19・6%増の79億5900万円、経常利益は29・2%増の7億2000万円の増収増益を見込む。