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売上高は140億4451万円 ホープ中間決算


週刊経済2021年3月2日発行

通期は299億2千万円見込み

自治体向けサービスの㈱ホープ(福岡市中央区薬院1丁目、時津孝康社長)の20年6月期中間連結決算は、売上高140億4451万円、経常利益は2億4391万円となった。21年6月期中間期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、対前期増減率はなし。
セグメント別では広告事業において、自治体のさまざまな媒体広告枠を民間企業に販売するSRサービスや、自治体情報冊子の無料協働発行と広告募集などの事業規模適性化を図り、売上高は前年同期比9・8%減の6億5773万円、セグメント利益は2257万円。エネルギー事業においては、電力を調達して自治体などに直接供給する電力販売事業を展開し、売上高は133億1499万円、セグメント利益は3億9072万円。20年10月には100%子会社の㈱ホープエナジーを設立。エネルギー事業の一部を引き継ぐ準備を進めている。メディア事業においては自治体と民間企業をつなぐBtoGマーケティングの積極展開や、自治体職員向け冊子の発行を継続し、売上高は7042万円、セグメント利益は1227万円となった。
通期の売上高は299億2千万円(経常利益見込みは非公表)を見込んでいる。