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売上高は14%減の957億8600万円 シノケングループ


アパート販売減で10期ぶり減収

投資用アパート・マンション販売の子会社を傘下に持つ㈱シノケングループ(福岡市中央区天神1丁目、篠原英明社長)の19年12月期連結決算は、売上高が前期比14%減の957億8600万円で10期ぶりの減収、経常利益は15・7%減の90億1800万円で2期連続の減益だった。
主力の不動産販売事業の売上高が減少したことなどで減益。営業利益は17・6%減97億5400万円、当期純利益は20・7%減の58億7500万円だった。セグメント別の売上高は、アパート・マンション販売の不動産セールス事業が、個人向け融資審査の厳正化などでアパート販売が減少、27・0%減の568億3600万円、賃貸管理・仲介、家賃など債務保証の不動産サービス事業では、管理戸数の増加などで22・7%増の162億800万円、ゼネコン事業は新規受注が増加し、受注した工事も順調に進んで10・7%増の186億5800万円、エネルギー事業はLPガス・電力の供給が増えて32・3%増の24億7600万円、介護などのライフケア事業は5・3%増の15億2900万円、その他の海外事業などは、40・4%減の7700万円となっている。
今期は連結売上高6・5%増の1020億円、営業利益は6・6%増の105億円、経常利益は10・4%減の100億円、当期純利益は19・1%増の70億円を見込んでいる。

2020年2月26日発行