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売上高は14・7%減の149億9800万円 トラストHD


経常益は43・5%増の5億600万円

トラストホールディングス㈱(福岡市博多区博多駅南5丁目、喜久田匡宏社長)の2018年6月期連結決算は、売上高が前期比14・7%減の149億9800万円、経常利益が同43・5%増の5億600万円で減収増益だった。
主力の駐車場事業は駐車場数、車室ともに増加。不動産事業もマンション、戸建販売が堅調に推移したものの、不動産特定共同事業法に基づく駐車場小口化商品の販売部門が前年度の大型案件の反動で苦戦したほか、水素水販売のウォーター事業、キャンピングカー販売のRV事業などが振るわず減収。利益面では、減収に伴い売上総利益は下がったが、販管費、営業外費用が抑えられたことから増益となった。営業利益は同13・9%増の7億900万円、当期純利益は同2・6倍の1億1200万円。
今期は売上高が前期比微増の150億円、営業利益が同微増の7億1000万円、経常利益が同0・6%増の5億1000万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同51・5%増の1億7000万円で増収増益を見込んでいる。

2018年9月4日発行