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売上高は14・4%増の19億1700万円 フロンティア11月期
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週刊経済2023年1月24日発行
電子玩具販売が好調に推移
福証Qボード上場で、自動車用アクセサリー部品メーカーの㈱フロンティア(福岡市中央区天神2丁目、山田紀之社長)の2022年11月期連結決算は、売上高が前期比14・4%増の19億1700万円、経常利益が同45・6%減の4400万円で増収減益だった。
売上面では、電子玩具販売を主とするOEM/ODM事業において、人気キャラクター製品の引き合い、商談が堅調だったほか、クリスマス商戦に向けた量産や出荷も好調に推移し増収。利益面では、自動車用品販売を主とするPB販売事業において、原材料価格の上昇と急激な円安の影響を受け、仕入れ価格が上昇するなど経費がかさみ減益となった。営業利益は同29・4%減の6千万円、当期純利益は同40・6%減の3900万円。
今期は売上高が前期比7・4%増の20億6千万円、営業利益が同89・6%増の1億1400万円、経常利益が同2・3倍の1億100万円、当期純利益が同96・2%増の7600万円で増収増益を見込んでいる。
同社は2002年に山口県周南市で「CARフロンティア山田」として創業、03年12月設立。資本金5139万円。従業員14人(21年8月末)。08年5月に現社名に変更し、14年7月に福岡支店(福岡市中央区天神2丁目)を開設。19年4月に本社を福岡に移し周南市の旧本社を山口支店とした。18年7月東京証券取引所「東京プロマーケット」上場(21年10月末廃止)、21年11月福岡証券取引所「Qボード」上場。