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売上高は13・8%減の573億7800万円 三井松島ホールディングス3月期


週刊経済2021年6月8日発行

経常は0・8%増の30億円

石炭生産販売の三井松島ホールディングス㈱(福岡市中央区大手門1丁目、吉岡泰士社長)の2021年3月期は、売上高が前期比13・8%減の573億7800万円、経常利益が同0・8%増の30億2千万円で減収増益だった。
ペット用品販売の㈱ケイエムティ(大阪府)や計測装置の製造・販売の三生電子㈱(東京都)、家具用金物メーカー・㈱システックキョーワ(大阪府)の子会社化による増収要因があったものの、石炭生産分野における石炭価格の下落が響き減収になった。一方、営業外費用に支払利息1億7700万円を計上したものの、営業外収益に為替差益5億6100万円や雇用調整助成金3億1900万円を計上で増益に転じた。
事業別売上高では、エネルギー事業は石炭販売分野における石炭価格の下落で19・6%減の329億8500万円、生活関連事業は前連結会計年度末における㈱エムアンドエムサービスの株式売却や当連結会計年度における新型コロナウイルス感染拡大の影響で衣料品分野の販売減少などで4・7%減の230億8千万円、その他の事業は2・4%増の13億4100万円。
22年3月期は、売上高は前年同月比30・5%減の399億円、経常利益は同4・0%減の29億円、当期純利益は20億円を見込んでいる。
同社は1913年1月設立。資本金は85億7179万5866円、従業員は1372人。