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売上高は13・5%増の107億3600万円 大石産業中間期


週刊経済2022年11月15日発行

経常は13・8%増の8億9100万円

産業用包装資材メーカーの大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、田中英雄社長)の2023年3月期連結中間決算は、売上高が前年同期比13・5%増の107億3600万円、経常利益が同13・8%増の8億9100万円で増収増益だった。
売上面では、大幅な原材料などの値上がりに対処するため販売価格を修正した点に加え、業務用鶏卵トレーの需要回復や、前期における海外重包装袋部門の子会社への移管による会計期間の差があり増収。利益面では、連結子会社のCORE PAX(M)SDN.BHD.での価格修正が進んだほか、主に大石産業で円安の進行による為替差益が増加したことで増益となった。営業利益は同8・1%増の7億1千万円、四半期純利益は同22・3%増の6億3千万円。
通期予想に変更はなく、売上高が前年比8・3%増の214億円、営業利益が同10・4%増の14億2200万円、経常利益が同7・2%増の16億3900万円、当期純利益が同8・2%増の11億4200万円を見込んでいる。