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売上高は13・4%増の166億円、経常は57%増 南陽中間決算 収益とも2けた台の伸び
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福岡市博多区博多駅前3丁目の機械商社・株式会社南陽(武内英一郎社長)の9月中間連結決算は、売上高が前期比13・4%増の166億6400万円、経常利益が同57・9%増の11億2400万円と2ケタ台の増収増益となった。
営業利益は同43・7%増の10億7400万円、中間期純利益は同78・6%増の6億5000万円となった。建設機械事業では前年度予算の未消化工事に加え、補正予算で追加された経済対策関連工事が切れ目なく執行される中、顧客ニーズへの対応が可能な中古建設機械、中古産業用車両の販売強化とレンタル部門の営業強化に取り組んだ。この結果、販売部門、レンタル部門の売り上げが好調に推移。レンタル用資産の更新に伴う売却を前倒ししたこともあり、売上高は同0・4%増の65億8600万円。セグメント利益は同36・5%増の8億2300万円となった。
一方、産業機器事業では企業業績の改善を受けて設備投資が底堅く推移する中、スマートフォンや省エネルギー分野をはじめとした開発案件の受注獲得に取り組んだ。この結果、半導体製造装置などの設備案件の増加に加え、生産部品・消耗部品の販売が好調に推移。売上高は同24・1%増の98億2300万円、セグメント利益は同33・9%増の4億1800万円と伸びた。砕石事業の売上高は同18・2%増の2億5300万円、セグメント利益は2・83倍の2300万円となった。
通期では、売上高が前年比0・8%増の335億円、経常利益が同0・2%増の18億5000万円を見込んでいる。