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売上高は13・1%減の85億8700万円 ベガコーポレーション中間期


週刊経済2021年11月30日発行

需要増の反動で

インテリア家具を中心としたeコマース事業を展開する㈱ベガコーポレーション(福岡市博多区祇園町、浮城智和社長)の2022年3月期中間決算は売上高が13・1%減の85億8700万円、経常利益が69・5%減の3億5800万円で減収減益だった。
雑貨、家具、インテリアのBtoCのEC市場が拡大する中、同社はSEO・ウェブ広告、SNS強化による会員獲得で旗艦店中心に集客、全体の流通総額に占めるロウヤ旗艦店の割合は52・8%となった。損益面においてはモール店舗を中心に前年同期における需要増の反動を受け減収減益となったが、ロウヤ旗艦店への販売チャネルのシフトを進め、在庫適正化や適正配送による保管費、配送費削減を継続。通期売上高は190億円~205億円(前期193億1300万円)、経常利益は10億3千万円~13億3千万円(前期18億5100万円)を見込んでいる。