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売上高は12%増の22億7千万円  ナガノインテリア工業    今期も増収増益見込む


 木製家具の製造販売、ナガノインテリア工業株式会社(朝倉市甘木、永野貴啓社長)の2014年12月期決算は売上高が前年比12・2%増の22億6966万円、経常利益は9・8%増の1億3731万円で増収増益だった。
 昨年4月の消費税率アップ前の駆け込み需要とその後の価格改定で2ケタの増収となった。経常利益も1割近く増加したが、円安の影響で原材料の輸入木材価格が上昇したことで「利益は売り上げに対しての見込みを下回った」(永野社長)という。今期も4月の受注分から価格改定することなどで増収増益を見込んでいるという。同社は05年から、在庫生産から受注生産への転換など経営改善に着手、10年の黒字転換以来増収を続けている。
 同社は1946年8月創業。70年2月設立。資本金は5000万円。従業員数は140人。永野社長は朝倉市出身。75年3月4日生まれの40歳。日本大学生産学部管理工学科卒。永野勘十会長の長男で、2010年7月に4代目社長に就任した。趣味は読書、映画鑑賞、道具収集。