NEWS

売上高は12・6%増の147億7200万円  力の源ホールディングス中間決


国内外で276店舗に

ラーメン店「博多一風堂」経営、飲食関連コンサルティングなどの㈱力の源ホールディングス(福岡市中央区大名1丁目、河原成美社長)の2020年3月期中間期連結決算は、売上高が前年同期比12・6%増の147億7200万円、経常利益は同2・7%減の3億9900万円で増収減益となった。
国内既存店の売り上げが堅調に推移し、海外への新規出店効果や前期に子会社化した台湾事業に係る売り上げ増加要因で増収。利益面では販管費の増加と為替差損の計上により減益となった。国内店舗は主力のラーメン店「一風堂」ブランド2店と「RAMEN EXPRESS」ブランド3店、その他ブランドで3店をオープンしたが3店を閉店したため、店舗数は5店増の148店となった。海外店舗は「IPPUDO」ブランドを中心に中国4店、ミャンマー1店、アメリカ1店、インドネシア1店、ベトナム1店、台湾1店の合計9店を新規展開。一方で4店を閉店したことにより海外店舗数は120店舗となった。
通期の売上高は前年同期比9・3%増の300億1000万円、経常利益は同16・2%増の10億7200万円を見込んでいる。

20191125日発行