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売上高は12・2%増の6億7400万円 ワイエスフード中間期
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週刊経済2022年12月13日発行
通期は増収増益見込む
ラーメン店経営などのワイエスフード㈱(田川郡香春町鏡山、緒方正憲社長)の2023年3月期中間決算は、売上高が前年同期比12・2%増の6億7400万円で増収、経常損失は前年同期の300万円から600万円に拡大した。一方で福岡市城南区の建物・土地の譲渡による固定資産売却益6400万円を計上したことで、四半期純利益は6100万円(前年同期は四半期純損失700万円)となった。
固定客獲得のための接客サービスやマーケティング戦略、商品開発の強化に力を注ぎ、収益構造の改善および強固な企業体質づくりに取り組んだ。セグメント別では、外食事業で期間限定メニューを販売し、売上高は13・2%増の5億9600万円、営業利益は0・6%減の2300万円となった。店舗数は直営からFCへの転換が1店、FC2店が閉店したことで前期比2店減の136店となっている。不動産賃貸事業では、売上高が4・1%増の1900万円、営業利益は41・4%減の100万円。外販事業は売上高が4・1%減の1200万円、営業損失は500万円(前期は営業損失300万円)。指定管理者として運営する「ほうじょう温泉ふじ湯の里」の温泉事業は、売上高が22・6%増の4千万円で営業損失は800万円(前期は営業損失700万円)。空間除菌器販売代理店などの衛生事業は、売上高が72・3%減の200万円、営業損失400万円(前期は営業損失1100万円)。
通期は売上高が9・9%増の14億1500万円、経常利益は4倍の1200万円を見込む。