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売上高は12・2%増の120億4200万円 昭和鉄工


週刊経済2023年6月6日発行号

今期は増収増益を予想

熱源・空調機器などを製造する昭和鉄工㈱(糟屋郡宇美町、日野宏昭社長)の2023年3月期連結決算は、売上高が前期比12・2%増の120億4200万円、経常利益が5600万円(前期は1億5400万円の赤字)で増収、黒字化した。
空調設備・給排水衛生設備工事が堅調に推移したサービスエンジニアリング事業の部門売上高が前期比20・1%増、熱源・空調・サーモデバイス機器などほぼ全製品群の販売が好調に推移した機器装置事業の部門売上高が前期比13・5%増と伸長し、増収。利益面では、売上高の増加が黒字化に繋がった。当期純利益は7800万円(前期は9900万円の赤字)。
24年3月期から26年3月期までの3ヶ年における新中期経営計画「人財戦略・事業戦略を一貫させた強い昭和鉄工で持続的社会への一翼を担おう!」を策定し、「事業運営と管理運営の抜本的見直し」、「組織風土改革と自律人財の育成」、「ライフサイクル型事業の推進」、「サステナブル新商品の創出」を重点課題として取り組む。24年3月期は、売上高が前期比5・5%増の127億円、経常利益3億8000万円の、増収増益を見込んでいる。