売上高は１１億２８００万円　ピー・ビーシステムズ中間決算

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週刊経済2022年5月31日発行

主力事業が好調

企業向け基幹システムクラウド化などを展開する㈱ピー・ビーシステムズ（福岡市博多区東比恵３丁目、冨田和久社長）の２０２２年９月期中間決算は、売上高が１１億２８００万円、経常利益が１億３８００万円だった。
２０２２年９月期の期首から「収益認識に関する会計基準」を適用しており、前年同期との比較は出していないが、単純比較した増減率は、売上高は前年同期比１７・８％増、経常利益は同４３・２％増で増収増益となっている。企業のＩＴ投資需要の高まりを受け、主力のセキュアクラウドシステム事業が好調に推移した。中でも、ＳａａＳ事業者や地方公共団体、教育機関の旺盛なクラウド需要への対応、自治体のサイバー攻撃に対するレジリエンス強化構築、食品製造企業の基幹システム構築、関東・関西の新規顧客開拓などが貢献した。営業利益は１億３７００万円、当期純利益は９６００万円だった。
通期は売上高が２５億円、営業利益は２億６６００万円、経常利益は２億５２００万円、当期純利益は１億７６００万円を見込む。