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売上高は1042億1900万円で減収増益  OCHIホールディングス


今期見通しは新型コロナで未定

建築資材、住宅設備機器卸の越智産業㈱(福岡市中央区那の津3丁目、越智通広社長)の親会社であるOCHIホールディングス㈱(同所、同社長)の2020年3月期連結決算は、売上高が前年比0・4%減の1042億1900万円、経常利益は同6・3%増の22億6400万円で減収増益だった。
営業利益は同6・4%増の20億3600万円、当期純利益は同3・1%増の14億2600万円。
主力の建材事業は熊本地震の復興需要で一服感があったことに加え、年度末には新型コロナウイルス感染拡大の影響もあった。売上高は同2・9%減の697億6800万円、営業利益は物流費の増加や基幹システム更改の費用発生で同15・6%減の13億2千万円。季節家電販売や空調機器販売、設置工事などの環境アメニティ事業は、前期のM&A費用発生の反動で営業利益が4倍近い2億2800万円だった。
今期見通しは新型コロナの影響で未定。

2020年5月19日発行