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売上高は10・7%増の14億2500万円 ワイエスフード


週刊経済2023年6月6日発行号

増収減益

ラーメン店経営などのワイエスフード㈱(田川郡香春町鏡山、緒方正憲社長)の2023年3月期決算は、売上高が前期比10・7%増の14億2500万円で減収、経常損失は44万円(前期は経常利益300万円)で増収減益となった。
新型コロナによる営業時間短縮や休業が減少して増収。セグメント別では、外食事業において売上高は12・3%増の12億4800万円、営業利益は7・8%減の6000万円となった。店舗数は新規FC出店が1店、閉店が14店、直営からFCへの転換店舗が1店で、前期比13店減の125店となっている。不動産賃貸事業では、売上高が10・8%減の3300万円、営業利益は29・4%減の300万円。外販事業は売上高が8・9%減の4200万円、営業損失は1100万円(前期は500万円の損失)。20年6月から指定管理者として運営する「ほうじょう温泉ふじ湯の里」の温泉事業は、売上高が27・6%増の9500万円で営業損失は前期と同じ1400万円。空間除菌器販売代理店などの衛生事業は、売上高が84・0%減の200万円、営業損失600万円(前期は1900万円の損失)。
今期は売上高が0・3%増の14億3000万円、経常利益は1100万円を見込む。