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売上高は1%減の5860億円 TOTO
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今期は一転、過去最高売上の増収増益見込む
衛生陶器製造のTOTO(北九州市小倉北区中島2丁目、喜多村円社長)の2019年3月期連結決算は、売上高が前年比1%減の5860億8600万円、経常利益が同20・7%減の431億1900万円の減収減益だった。
営業利益は同23・6%減の401億6700万円、当期純利益は同12%減の323億8000万円だった。グローバル住設事業において国内はリモデル(増改築)が増収減益、新築は減収減益で、全体でも減収減益だった。海外部門も中国で一線級の都市での不動産市況の悪化が影響し、減収減益だった。
今期は一転して、売上高で18年度比5・4%増の6180億円、経常利益も6・7%増の460億円の増収増益を見込む。売上高は過去最高を目指す。中でも海外では全てのエリアで増収増益を目指し、ウォシュレットを拡販していく。
また、海外での新工場や生産設備関連で約100億円を投じるなど、全体の設備投資額で436億円を計画する。
2019年5月21日発行