売上高は１・８％増の９億１１００万円　アンサーＨＤ中間期

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週刊経済2024年3月5日発行号

経常は２４・９％減の４千万円

総合不動産業の㈱アンサー倶楽部（北九州市小倉北区浅野２丁目、三谷俊介社長）の持ち株会社、㈱アンサーホールディングス（福岡市博多区博多駅東２丁目、同社長）の２０２４年６月期連結中間決算は、売上高が前期比１・８％増の９億１１００万円、経常利益が２４・９％減の４千万円で増収減益だった。
売上面では、売買再販事業において、不動産買取キャンペーンなど各種施策を推進したほか、北九州市に加えて本格的に福岡市やその近郊にも活動エリアを拡大。来店者数、仲介件数共に堅調に推移し、販売用不動産も計画を上回る販売実績を達成した。一方、賃貸管理事業とリフォーム事業では件数が伸び悩み、微増にとどまった。利益面では、売上原価および人件費の増加で減益となった。営業利益は２１・４％減の５７００万円、中間純利益は２３・３％減の４８００万円。通期予想に変更はなく、売上高が前期比９・３％増の１８億４３００万円、経常利益が３・８％増の５５００万円で増収増益を見込んでいる。
同社は２０１６年６月設立（中核企業㈱アンサー倶楽部：００年６月設立）。資本金１億円。従業員１４０人（グループ）。２２年１月東京証券取引所の「TOKYO PRO Market（東京プロマーケット）」に上場。