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売上高は1・5%減の880億9千万円 黒崎播磨中間期
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週刊経済2024年11月6日発行号
経常利益は65億4千万円
耐火物製造大手の黒崎播磨㈱(北九州市八幡西区東浜町、江川和宏社長)の2025年3月期連結中間決算は、売上高が前年同期比1・5%減の880億9000万円、経常利益が同23・9%減の65億4000万円で減収減益だった。
インド鉄鋼市場で販売拡大を進めたものの、海外鉄鋼メーカーにおいて粗鋼生産量の減少で耐火物製品の販売が低調だったことで減収。利益面では、円安の影響による輸入原料価格の上昇が減益につながった。営業利益は前年同期比17・3%減の62億8200万円、上半期純利益は同37・1%減の41億6300万円となった。
通期では、売上高が前期比0・5%増の1780億円、営業利益が同2・1%増の150億円、経常利益が同8・5%減の150億円。上期でのコスト上昇分の価格転嫁が確定しており、当期純利益の期首予想を修正。0・9%減の123億円(前回予想は118億円)を予想している。