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売上高は1・1%増の78億5500万円 シダー中間期


週刊経済2021年11月23日発行

経常は92・4%減の3100万円

全国にデイサービスセンター、介護付有料老人ホームなどを展開する㈱シダー(北九州市小倉北区大畠1丁目、座小田孝安社長)の2022年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比1・1%増の78億5500万円、経常利益が同92・4%減の3100万円で増収減益だった。
期中に有料老人ホーム1施設とケアプランセンター2施設を開設。既存施設の施設稼働率を上昇させるため、新規利用者の獲得とサービスの向上に努めたことから増収。利益面では、介護職員に係る人件費の増加により売上原価が増加、事業規模の拡大に伴う営業活動で販売費および一般管理費がかさみ大幅減益となった。営業利益は同69・1%減の1億7千万円、四半期純損失は3600万円(前年同四半期は利益2億8400万円)。
通期予想に変更はなく、売上高が前期比3・9%増の162億2900万円、営業利益が同23・1%減の6億2300万円、経常利益が同47・4%減の3億5400万円、当期純利益が同49・2%減の1億9600万円で増収減益を見込んでいる。