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売上高は1・1%増の260億6200万円 博多大丸中間決算


下期最初の9月は駆け込みで目標達成

㈱博多大丸(福岡市中央区天神1丁目、柚木和代社長)の上期(3~8月)決算は、売上高が前年同期比1・1%増の260億6200万円、経常利益に特別損益を加減した税引前純利益は15・0%減の6億700万円で増収減益だった。
売上高では、天候不順の影響もあったがインバウンドの売り上げと高額品が伸びて前年をクリアした。商品別では、衣料は天候要因もあり前年同期比4%減、身回品は、9月に特選ブランドが好調で3・9%増、食品は送料の値上げなどで1・9%減だったが店舗売り上げは1%増、化粧品、宝飾は12・5%増、宝飾は17・7%増だった。
下期のスタートとなった9月は、消費増税前の駆け込みもあり、目標数値をクリアしたというが、10月に入ってからは反動が大きく、高額商品や食品も全体的に縮小幅が大きいという。またインバウンドも九州への入国が減少している影響もあり、8月以降の売り上げは前年比10%減ほどで推移しているという。

2019年11月6日発行