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売上高は1・0%増の74億1200万円  FCホールディングス6月期


経常益は16・4%増、共に過去最高を更新

交通・都市など調査・計画・設計コンサルタントを手掛ける㈱福山コンサルタント(福岡市博多区博多駅東3丁目、福島宏治社長)の持ち株会社、㈱FCホールディングス(同)の2020年6月期連結決算は、売上高が前期比1・0%増の74億1200万円、経常利益が16・4%増の8億5800万円で増収増益、共に過去最高を更新した。
新型コロナウイルス感染症の影響で一部に工期延長が発生した業務があったものの、受注高が公共事業の伸びと同様に堅調に推移し、㈱地球システム科学が第4四半期から連結対象となったこともあり増収。受注高は前期比9・1%増の80億9400万円となった。利益面では外注費や間接経費などのコスト削減を図ったことで増益。営業利益は同16・5%増の8億6100万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同13・6%増の5億1700万円だった。
今期は新型コロナウイルス感染症の影響も加味し、売上高が前期比12・0%増の83億円、営業利益が同2・2%増の8億8千万円、経常利益が同2・5%増の8億8千万円、当期純利益が同6・3%増の5億5千万円で増収増益を見込んでいる。

2020年9月1日発行