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売上高は0・7%増の108億1100万円 大石産業中間期


週刊経済2023年11月14日発行号

経常は13・8%増の8億9100万円

産業用包装資材メーカーの大石産業㈱(北九州市八幡東区桃園2丁目、田中英雄社長)の2024年3月期連結中間決算は、売上高が前年同期比0・7%増の108億1100万円、経常利益が19・5%減の7億1700万円で増収減益だった。
売上面は、原燃料価格の高騰に伴う販売価格修正の効果に加え、衛生材料向けおよび自動車向けキャストフィルムの拡販、パルプモウルド製食品容器の拡販などで増収。利益面では、各製品の販売数量の減少と製造固定費の増加などで減益となった。営業利益は20・3%減の5億6600万円、四半期純利益は3・5%減の6億800万円。
販売価格修正は進んでいるものの、中国経済の停滞などに伴う国内外の販売数量減少や製造固定費増加を背景に通期予想を修正。売上高が前期比3・3%増の225億円、営業利益が6・6%増の12億円、経常利益が7・3%増の15億円、当期純利益が21・8%増の11億円を見込んでいる。