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売上高は0・4%減の2848億6500万円 山九中間決算
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経常益は2%減の192億1100万円
総合物流大手の山九㈱(本社東京都、本店・北九州市門司区港町、中村公大社長)の2019年9月中間期連結決算は、売上高が前年同期比0・4%減の2848億6500万円、経常利益が同2・0%減の192億1100万円で減収減益だった。
物流事業では、港湾事業で中国航路のコンテナ取扱量が減少したものの、港頭倉庫の保管・荷役作業等が増加。3PL事業は国内で化成品輸送や関東を中心とした消費財輸送が伸びたほか、輸配送料の単価改善がシナジー効果となり増収増益。一方、機工事業では、国内の石油・石化構内設備のSDM(大型定期修理工事)が、工事量の少ないマイナー年に重なったことによる伸び悩みの影響が大きく減収減益となった。営業利益は同2・2%減の191億8900万円、上半期純利益は同4・0%減の127億2900万円。
また、通期予想を上方修正しており、売上高は5650億円から5689億円(前回比0・7%増)、営業利益は350億円から367億円(同4・9%増)、経常利益は355億円から367億円(同3・4%増)、当期純利益は240億円から241億円(同0・4%増)を見込んでいる。
2019年11月25日発行